横澤史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

愛する男女は「平等」ではなく「一対」☆ 健全な男女観や家庭観を再構築しなければ 日本の再建はない

日本を再建したいなら、景気回復したいなら、尚の事、経済政策ではなく、国家の土台となる男女観や倫理観や家庭観を健全化すべき。

そもそも国家は、経済不況では滅びません。
倫理道徳や国民精神の崩壊で滅びます。
そしてそれらの根幹は、家庭です。
健全な倫理観や家庭観の再興なくして国を良くしよう等というのは、本末転倒。

ワシントン大統領は離任にあたり、

「国家の発展は、国民が倫理道徳に直結するかによる」

と述べました。

またこれはレーガン大統領の考えなのですが、倫理道徳と経済発展はリンクしているのです。

レーガン大統領は就任するやいなや、中絶の禁止を訴えました。

レーガン大統領が就任して真っ先に取り組んだ事は、健全な家庭観や道徳観の再建。

そしてレーガン大統領は、万やむを得ない場合を除き、中絶の禁止を訴えました。

(これはあくまでも私個人の主観ですが、思えばレーガン大統領が就任していた頃のアメリカは、健全な倫理道徳の美風がまだ残っていた、最後の古き良き時代だった様な気がします)

…話を日本に戻しますが、かつて日本経済が世界を席巻した昭和50年代。

YENは向こうに敵なく、日本中が輝いていた時代。

将来に明るい未来を予見出来た時代。

あの頃はまだ、男女観や倫理観、家庭観、そういったものが今よりも遥かに健全でした。

そういった精神的土台があった上での「経済大国世界一」だったのだと思います。

今の政治家は勘違いしている人が多いと思うのですが、景気回復して国家を発展させて国民を幸せにするには、資源の分配や「システム」をいくら操作してもダメだと私は思います。

「システム」ではなく、それらの大前提となる「根底のマインド」の方が、遥かに大事です。

憲法改正も同じ事であり、憲法の文書だけ変えても、男女観や倫理観や家庭観がデタラメでは、日本が良くなる事はないと思います。

後者を改善する方が先です。

しかし、特に平成以降、魔語「男女平等」という偽りのイデオロギーが急激に浸透して夫婦が他人化して(本来は、男女は「平等」ではなく「一対」)、家族がバラバラになり、日本中の家庭から安心と安らぎを奪いました。

その結果、今や離婚率は3割4割に居直る所にまで、日本人は変質してしまった。

その原因は「男女平等」思想。

しかし「男女平等」等というのは、女性の幸せを考えている様に見えて、実は全く考えていないのです。

「女性を不幸にする為のワナ」です。

いわんや「夫婦がパートナー」だなんて、軽い事を言っているから、簡単にくっついて簡単に別れてしまうのだと思います。

これは私が街宣で話している事でもあリますが、そもそも結婚に際しては、男の側の覚悟は10ー0でいいと思います。

give and takeではなくgive and give。

「貴女は俺に、尽くしてくれなくてもいい。 でも俺は何があろうとも、どんな困難が待ち構えていようとも貴女を一生幸せにしてみせる」

これが大事だと思う。

ここには「夫婦平等」give and takeの考えなんて、微塵もないわけです。

本来、男の側にとって、女性子供は己の命を懸けて守るべきもの。女性から見ても、同じ事かも知れない。

「我が身はどうなろうとも、家族だけは幸せでいてもらいたい。家族の為に犠牲になるのは犠牲ではなく喜び」

こういう自己犠牲心がなければ、幸せになんかなれません。

人間は、相手を思いやる事で大きな幸せを得られるわけです。

だから今の風潮みたいに「自分の幸せ」ばかりを求めていたら、幸せになんかなれません。

こういう気風は、私が子供だった昭和50年代には、まだ男の側に残っていたと思います。

そして男の側からのこの気概の欠如が、日本人の結婚観をダメにしている要因なのかも知れません。

いずれにせよ、そうした国家の土台である家庭観がズタズタに破壊にされている今、日本の衰退は免れない。

今の戦争は爆弾は飛んで来ないから、言ってみれば「明るい地獄」。

だから、せめてあなたの大切な人だけは守って欲しい。

日本を滅ぼすのは、GHQでもロシアでも韓国朝鮮でもなく、日本人自身です。

特に若い方達にお伝えしたいのは…。

今の日本は、あなたがどんなに悲しんでいても、誰かが手を差し伸べてくれる社会ではないのです。
政治家も、官僚も、大企業も、学校の先生も、警察も検察も、あなたが思っているほどには、あなたの幸せなんて考えていません。

見ず知らずのあなたがどうなろうと、知った事ではないのです。

あなたの為に、5000円だって払いたくない。それが本音です。

彼らの最大関心事は、自分の住宅ローンの支払いと、次の昇給と、退職金の計算。

「国家国民の為」なんていうのは、4番目か5番目の理由です。

でも、彼らを責めてはいけない。

彼らにだって、自分の人生があり、家庭があるのです。彼らが悪いのではなく、そういうものなのです。

という事で、もはや自分と家族と現金以外は信用出来ない、と、そこまで割り切っていいと思う。

例えあなたが世界でたった一人ぼっちになっても、身を投げ打ってでもあなたを助けてくれるのは、あなたの家族だけ。

あなたに無償の愛を無限に与えてくれるのも、あなたの家族だけです。

ですから、倫理道徳や健全な男女観、健全な家庭観、先祖崇拝と言った「かつては当たり前にあったもの」を、皆さんの体内の記憶から呼び起こして欲しい。

失われた精神を取り戻す事で、国家は再生します。

景気回復を含めて日本の再建は、日本の伝統的な価値観への回帰なくしてあり得ない。

あなたの手を、日本を創った全ての先祖達、全て先人達が支えている。
そう思っていただきたい。

繰り返しますが、だから敵はまず、国家の根幹である家族の解体を狙って来ている。

奴らの狙いは「家族なき共産社会」。
野生の動物に「群れ」はあっても「家庭」はありません。

「家庭」があるのは、人間だけですから。