横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

真珠湾攻撃を計画した連合艦隊司令部の愚かさ ②

真珠湾の水深は浅いのです。12メートルしかない。海の底に軍艦を着底させても、すぐに引き上げてしまうのです。
事実、そうなりました。
山本五十六は、何の為に計画したのでしょうか。
 
この質問に、
アメリカに参戦の口実を与える為」
と答えるのは、荒唐無稽でしょうか。
 
アメリカ国民はかつてないほどの団結を示し、報復を求める声は全土に巻き起こっている」
 
真珠湾攻撃後のアメリカのラジオ放送です。
 
大不況から脱出出来ずに国中が悶え苦しみ、9割以上の国民が「外国と戦争したくない」と答えていたアメリカは、真珠湾攻撃を境に一夜にして、世界で最も好戦的な国になりました。
 
「日本側に、アメリカとの内通者がいたのでは」と仮定するのは、それほど荒唐無稽でしょうか。
 
この次はミッドウェー海戦の大敗北です。
10倍の戦力で出撃して、逆に10倍の死者を出したミッドウェーの敗北は、どう考えても山本五十六のせい。
3000名の戦死者において、彼を弁護するいかなる理屈も皆無。この方達は、日本最良の人達でした。
 

そもそも、戦争はギャンブルではありません。


真珠湾もミッドウェーもそうですが「負けたら全てが終わる」というギャンブルをやるべきではない。
 
「勝つか負けるか、わからない」
ではなく、
「勝つべくして勝つ」
勝てる態勢を整えてから戦いに挑む」
それが名将の戦略です。
そこで幸運の女神が味方するわけで、国運を賭けた戦争で一発勝負のバクチなんかしてはいけません。