横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

三島由紀夫 先生の言葉 ⑩

三島由紀夫先生による二・二六事件の分析は、抜き身の刃物の様に鋭い。
いわく、
二・二六事件の悲劇は、統帥大権の純粋性を信じた青年将校と、英国的立憲君主の教育を受けた文治的天皇との、甚だしい齟齬にあった」
との事。まさにこれに尽きます。