横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

武士道や大和魂を嫌悪する大正デモクラシー ②

ちなみに、左翼的な反日自虐史観と、阿川弘之氏的な海軍善玉史観(山本五十六 英雄論)は、実は異腹の兄弟です。

前者はソ連崇拝。後者は英米崇拝で、両者は共に大正デモクラシーの末裔。

両者ともに底流でつながっています。

 

「戦後の日本の理念は、西洋の近代啓蒙思想的な福沢諭吉体系。

そのレールの上に、海軍はスルッと乗る」

三島由紀夫 先生

 

日本陸軍の偉大さを日本人が語り継がなければ、誰が語り継ぐのか。

GHQ内のGSの謀略たる「日本悪玉論」に、まんまと乗った戦後日本の学会

 

戦後、大正デモクラシーの価値観の学者達に占領された日本の教育界は、「日本陸軍的なもの」や「日本武士道的なもの」を、徹底的に排除する事で成り立って来ました。

世界最強と言われたロシア陸軍を破って彼らを震え上がらせた世界的名将•乃木希典をあろう事か愚将呼ばわりし、逆に大日本帝国を壊滅させた山本五十六を英雄視するという倒錯現象は全て、武士道的なものを嫌悪する大正デモクラシーにその因を求める事が出来ます。