横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

共産主義と親和性が高い? 海軍上層部の理系エリート官僚の思考法 ②

大事なのは
「やってくるかわからない未来」
ではなく
「かけがえのない今」
 
「今この瞬間」こそ大事に生きるのが、本来の日本人(古代縄文時代から)の「時間」観です。   
 
従って、
「今が苦しくても、その今の中にも喜びや幸せを見い出す」
なら、正しい日本人の発想法です。 
   
しかし、
「今、苦しんだら未来に幸せが待っている」
等というのが共産主義の思考法であり、受験エリートの官僚達にまま見られる思考法ではないでしょうか。
妄想というか、思考の落とし穴です。 
そこには、
「苦しい受験勉強で失われた青春を、将来取り返してやる」
という復讐心的な野心が、透けて見える気がします。    
そしてついには、大変な受験勉強が「国家の大義の為」ではなく、「己の立身出世の為」にスリ変わる素地が出来る可能性がある。
 
しかしそもそも、
今苦しんでいる人間は未来も苦しむのです  
 
今苦しい中にも、今の喜びや幸せを感じられる人間こそが、未来も幸せを感じられるのです。      
「今を喜び、今を楽しむ」
「喜びや楽しみは、今この瞬間に」 
これが日本神道の世界観です。
   
ちなみに聖書の中でも、「喜べ」「楽しめ」というワードは、800回以上出てくるらしいです。
真理は一緒なのです。
しかし受験勉強をやり続けると、この感性が鈍るのだと思います。