「今」を大事にする事が、古来からの神道的な日本人の考え方。
逆に、
いががでしよう。
そしてそういう視点で、例えばレイテ沖海戦の「栗田の反転」を再考して下さい。
栗田中将は「存在が不確かな敵機動部隊」と戦うという名目で、「眼前のビビッている敵」と戦わないでUターンしたではないですか。
「理想の未来の為に現在を無視する」
というのは共産主義の発想
これが受験エリートに通底するという好例です。
※ここで言う「海軍上層部」とは、「海軍兵学校」や「海軍大学校」卒業の受験エリートの事を指していますが、そこでの学びというのは武士道精神ではなく「西洋の物真似」であり、だからこそ結果としてそれらは皆「上滑り」な気が私はします。
そもそも、明治以降の日本のインテリ達による「西洋の物真似」「西洋の文物の摂取」というのは皆、「上滑り」なのです。
ハッキリ言ってレイテ沖海戦は
やらない方が良かった
栗田艦隊突入の為に命を投げうった一万五千の霊は、何ら報われる事がありませんでした。
だからこそ「敗戦責任の明確化」こそ、亡くなった御霊への、英霊への、最高の「鎮魂」なのです。
それしかないのです。
「理想の未来」
なんか考えずに、
「今この瞬間の一期一会」
に全生命を燃やすのが日本人の世界観