横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

陸軍の大量餓死を嘲笑し、祖国を憎悪する残忍非道な「山本五十六ファン」

「海軍善玉・陸軍悪玉論」者や「山本五十六崇拝」者は、残忍非道を以てその本質とします。  
 
彼らは五十六を崇拝する事によって、その裏返しで「五十六の無能ゆえに餓死した百万の陸軍将兵」をあざ笑い、「五十六の無能ゆえに亡くなった幾百万の日本人」を虫けらとして見ています。 
  
五十六信者は
祖国に憎悪を燃やしていた五十六に
自分自身を憑依させている
 
もしあなたが過去に「山本五十六ファン」だったなら、ご自身のその反日性を自省してみて下さい 
 
戦後の日本の教育は、赤くて反日です。
教師も生徒も、無意識に赤く染まっています。ですからその赤い目で見たら、反・武士道的な「赤い」山本五十六は英雄に見えるのです。 
 
真の愛国活動というのは
国益を損ねた裏切り者」への糾弾と
ワンセットになっていなければならない   
 
とにかく、大正時代に大正デモクラシー(大正共産主義)の反日的価値観を身に付けたインテリ達が、戦後日本の教育界を牛耳って若者を赤く洗脳しました。  
ですから、戦後にその反日的な赤い教育を受けた人間達が、反日的な赤いメガネで五十六を見たら、「大日本帝国を滅ぼした五十六」は英雄に見えるのです。
ただそれだけです。   
 
山本五十六を崇拝するという事は
そのまま裏返しで「反日マインド」に
通底するという事を、多くの人は見抜けなかった
 
※また、世に多い「山本五十六讚美本」には、五十六の誤判断で苦しむ末端の兵士の事はほとんど書かれていません。
しかし、そういう所にこそ真実があるのだと思います。
ダンテではないが、地獄への道は中途半端な善意で舗装されているのです。
 
「愚」は「悪」よりもタチが悪い。
国家は「悪」ではなくて「愚」で滅ぶのです。
そして「山本五十六が英雄だ」等という意見は、完全に「愚」です。