「海軍善玉・陸軍悪玉論」者や「山本五十六崇拝」者は、残忍非道を以てその本質とします。
彼らは五十六を崇拝する事によって、その裏返しで「五十六の無能ゆえに餓死した百万の陸軍将兵」をあざ笑い、「五十六の無能ゆえに亡くなった幾百万の日本人」を虫けらとして見ています。
五十六信者は
祖国に憎悪を燃やしていた五十六に
自分自身を憑依させている
戦後の日本の教育は、赤くて反日です。
教師も生徒も、無意識に赤く染まっています。ですからその赤い目で見たら、反・武士道的な「赤い」山本五十六は英雄に見えるのです。
真の愛国活動というのは
「国益を損ねた裏切り者」への糾弾と
ワンセットになっていなければならない
ただそれだけです。
山本五十六を崇拝するという事は
そのまま裏返しで「反日マインド」に
通底するという事を、多くの人は見抜けなかった
※また、世に多い「山本五十六讚美本」には、五十六の誤判断で苦しむ末端の兵士の事はほとんど書かれていません。
しかし、そういう所にこそ真実があるのだと思います。
ダンテではないが、地獄への道は中途半端な善意で舗装されているのです。
「愚」は「悪」よりもタチが悪い。
国家は「悪」ではなくて「愚」で滅ぶのです。
そして「山本五十六が英雄だ」等という意見は、完全に「愚」です。