横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

「敗戦責任」の追及も出来ないなら、日本は敗戦国のまま ⑤

戦後社会では、無条件で高く評価されている
旧軍人や政治家ほどウサン臭い  
 
愛国者の仮面を被った売国奴
 
戦後社会では「外国に日本の国益を売り渡した売国奴」や「結果的に日本の国益を損ねた売国奴」ほど、地位と名誉が保障され、逆に真の日本魂の持ち主ほど糾弾されるのです。
 
しかし「外国に日本の国益を売り渡した売国奴」「結果的に日本の国益を損ねた売国奴」は、一見すると愛国者の仮面を被っているので一番タチが悪いのです。
 
戦後社会において最大限に賞賛されてきた山本五十六は、どう贔屓目に見ても、連合艦隊を私物化して国益を無視して暴走して、大日本帝国を破滅に導いた張本人です。
 
だからこそ山本五十六は、アメリカに完全に支配された戦後の日本社会で高く評価されるのです。
山本五十六が英雄だ」という意見は、それ自体が裏返しで反日に通低しているのを、保守派はなぜ見抜けないのでしょうか。
 
戦後の日本社会とは、情報まで完全にアメリカにコントロールされて、ウソ情報しか与えられない密閉社会なのですから。
戦後日本人は「3S情報」のように「日本人を愚民にさせる為の情報」しか与えられないのですから。
 
戦後社会では、無条件で高く評価されている軍人や政治家ほどウサン臭いのです。