戦後の日本は、戦没者への「鎮魂」が済んでいない ☆ 横沢史穂

明治生まれの祖父が、陸軍の傷痍軍人でした。百万人の陸軍将兵が敵と戦う前に餓死・戦病死させられたあの戦争。その責任がある山本五十六達の敗戦責任を明確にする事こそ、全戦没者への「鎮魂」ですが、戦後日本は「鎮魂」が済んでいない。更に現代の「毒親」も追及します。

斉藤由貴『卒業』こそ 大和撫子マインドのラストの曲

斉藤由貴『卒業』こそ、大和撫子マインドのラストの曲。

愛を直接的に表現しない奥ゆかしさ。
恋心を何かの事物に例える技法。
そして五七調の歌詞…。

抽象的な表現で、恋心を幻想的に描いたこの曲こそ、(勅撰ではないけど)千年の時を越えてよみがえった、現代の古今和歌集だと私は思っている。