横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

斉藤由貴『卒業』こそ 大和撫子マインドのラストの曲

斉藤由貴『卒業』こそ、大和撫子マインドのラストの曲。

愛を直接的に表現しない奥ゆかしさ。
恋心を何かの事物に例える技法。
そして五七調の歌詞…。

抽象的な表現で、恋心を幻想的に描いたこの曲こそ、(勅撰ではないけど)千年の時を越えてよみがえった、現代の古今和歌集だと私は思っている。