戦後の日本は、戦没者への「鎮魂」が済んでいない ☆ 横沢史穂

明治生まれの祖父が、陸軍の傷痍軍人でした。百万人の陸軍将兵が敵と戦う前に餓死・戦病死させられたあの戦争。その責任がある山本五十六達の敗戦責任を明確にする事こそ、全戦没者への「鎮魂」ですが、戦後日本は「鎮魂」が済んでいない。更に現代の「毒親」も追及します。

「親を許して一人前」かどうか…

毒親を憎む」という事は実は、「親に愛されたかった」という甘えの裏返しである場合が多い。
 
「憎い親を許せて一人前」と、私も昔は思っていたけど…。
 
「許す」とか「許さない」ではなく、「もう何とも思わない」になったら、毒親問題は卒業じゃないでしょうか。