横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

2024-01-01から1年間の記事一覧

過干渉する親には「抑圧された恨み」がある

子に過干渉する毒親には、「抑圧された恨みや妬み」がある。 毒親は、自己喪失した自分の青春や人生を、子への過干渉(支配欲)によって、少しでも回復しようとする。 「支配したい」は「甘えたい」の裏返しだから。 しかし子や孫は、親の幼児性の受け止め係…

朝日新聞と右翼⭐️反対物は一致する

反対物は一致する。 朝日新聞の本多勝一 元編集委員いわく、 「戦後日本の右翼なんて、アメリカの国際金融資本の手先」 まさにその通り。 アメリカに魂を売った戦後の金権右翼こそ、三島由紀夫 先生が最も敵視したもの。 民族派・野村秋介 先生も断言してい…

戦争中、「アジア解放の為に」なんて言って家族を戦地に送ってない

戦時中、母が我が子を戦地に送る時、 「アジア解放の為に」 等という、海の向こうのそんな抽象的な大義を掲げてません。 「お国の為に」 と言って送ったのです。 しかし出征の前日は、母や妻は台所で泣いていました。 戦地に行って欲しくないから。 それが本…

無意識に「我が子の不幸を願う親」

無意識に「我が子の不幸を願う」親。 本当にいる。 子や孫の幸せが、妬ましい…。 戦争で、青春を奪われた人達。 又は、終戦前後の混乱で愛情欠乏の幼児期を過ごし、親に全く甘えられなかった人達。 それらの人達が、戦後の高度成長の中、自由に恋愛して青春…

「幼児性を残す親」の源流

今の80歳前後の「幼児性を残す親」の根源は、あの戦争。 空襲で猛火の中、 家族がいつ死ぬかわからない。戦後も食べ物が無い。 精神が不安定な母の母乳は、毒乳だったでしょう。 彼らは、そんな状態で幼児期を過ごした。親に甘える余裕なんて無かった。 しか…

「子供に甘える親の幼児性」こそ、諸悪の根源

人は、甘えたい相手に憎しみを抱く。 日本の家庭のゆがみの出発点は、あの戦争。 終戦前後に生まれた子達(今80歳前後)には、充分な愛情を注ぐ余裕がなかった。 と、大正世代の方々は皆そう言っていた。 その負のしわ寄せは、下の世代に確実に連鎖する。

反対意見者の「言論の自由」を保障する事は、自由社会の基本 ③

反対意見者の「言論の自由」を尊重する事、について。 アメリカは器が大きい。 ベトナム戦争の間、国内での大規模なベトナム反戦運動を許している。 アメリカ人なのに、アメリカの戦争に反対する自由。それを許すのがアメリカだ。 という考え方。 片や今の日…

 反対意見者の「言論の自由」を保障する事は、自由社会の基本 ②

自分と考えが違うからと言って、反対意見者に「反日左翼」等のレッテルを貼って糾弾する今の保守派。 私も昔その世界にいたからわかるけど、その根底は「幼児性」。 「相手が僕と同じ考えじゃなきゃ嫌だ」 という甘え。 大人なら、 「世の中には、自分と考え…

反対意見者の「言論の自由」を保障する事は、自由社会の基本 ①

反対意見者の「言論の自由」を保障する事は、自由社会の基本。 民族派の野村秋介 先生曰く、 花壇に、 赤い花🌺 黄色い花🌼 青い花🪻 色々咲いてる。それでいい。 しかし全てを同じ色で統一しようとするのが、ソ連や北朝鮮の様な全体主義国家。 との事。 実は今の…

戦争中、祖国に尽くしたのに、裏切られた戦後の日本人

大東亜戦争では民間人も、血の一滴まで捧げてお国の為に尽くました。 しかし我が国では空襲で、 家族が何人焼き殺されても、 家が全焼しても、 手足を失っても、 何と民間人にはほとんど、或いは全く補償なし! ドイツでは戦後、軍人・民間人問わず補償した…

斉藤由貴『卒業』こそ 大和撫子マインドのラストの曲

斉藤由貴『卒業』こそ、大和撫子マインドのラストの曲。 愛を直接的に表現しない奥ゆかしさ。恋心を何かの事物に例える技法。そして五七調の歌詞…。 抽象的な表現で、恋心を幻想的に描いたこの曲こそ、(勅撰ではないけど)千年の時を越えてよみがえった、現…

大和撫子の鑑 『聖母たちのララバイ』

昭和57年の『聖母たちのララバイ』。 この曲は、教科書に載せるべき大和撫子マインドの鑑です。 私の命さえ 差し出して あなたを 守りたいのです 男はみんな 傷を負った戦士… 何という胸を打つ歌詞でしょうか…。 かつての素晴らしい健全な男女観を取り戻せば…

私は日本人を水際で守りたい ⭐️ 魂の水際こそ決戦場

現代人の多くは、 グルメにせよ、 高級マンションにせよ、 週刊誌に溢れる性的な写真にせよ、 「いま目に見える即物的なモノ」にしか関心がない。 「目に見えない価値」には見向きもしない。 唯物論の亜種、愚民化計画です。 私は日本人を水際で守りたい。 …

なぜ戦前の日本が貧しかったのか ☆ 軍艦で国が沈む…

なぜ戦前の日本人が、働いても働いても貧しかったのか。 それは軍備、特に海軍力に異常なお金を注いだから。 明治末から海軍は、ありもしない「アメリカとの戦争の危機」を喧伝し、「軍艦で国が沈む」と言われるほど国家予算を占有。 しかしこれは、国家の為…

大本営 海軍部 大ウソ発表の大罪

国家やメディアが信用できないなんて、80年前からわかっている事。 何を今さら…。 戦時中、大本営 海軍部はラジオの連日の軍艦マーチで嘘の大戦果を発表し続けた。 空母 撃沈97隻 (実際は11隻) 戦艦 撃沈36隻 (実際は2隻) 海軍上層部は、天皇陛下も、政…

中国との戦争をあおる論客は、外国のスパイか…

ソ連のスパイとして、80年前の1944年に処刑された尾崎秀実。 尾崎はメディアで、中国との戦争を激しく主張していた。 日本と中国が全面戦争に突入すると、黙ってて得するのはソ連。 右翼的で主戦派の尾崎は、実は外国のスパイだった。 中国との戦争を主張す…

日本とドイツでソ連を挟み撃ちにしていたら、ソ連は1941年に壊滅か…

「アジア解放」を美化する保守派がいますが…。 ソ連が満州に大量にスパイを送り込んでいる中、あの時点での東南アジア進出(南進)は自殺行為。 日本の本当の敵は、国境を接するソ連。 北進して日本とドイツでソ連を挟み撃ちにしたら、ソ連は1941年に壊滅か……

山本五十六が海軍を、 瀬島龍三が陸軍を、それぞれ自滅させた

山本五十六がそうですが、戦前の米国。 特にハーバード留学組は、多くの者達が反日になる…。 大東亜戦争とは、日米開戦が避けられない所まで近衛文麿が引っ張って来て、東條英機に責任のバトンタッチ。 そして、 山本五十六が海軍を、 瀬島龍三が陸軍を、 自…

「食」と「色(性)」の乱れを正す事が、日本再建の要

極論ですが、今の世の中はもう日本ではない。だから、 「日本を守る」 ではなく、 「失われた日本を取り戻す」 に変えました。 その為には、破壊された二つの「しょく」の乱れを正せばいい。 「食」と「色(性)」の乱れ…。 「食」の乱れは肉体を汚し、 「色…

レイテ島の戦い、死者8万人の多くが餓死

レイテ島の戦いで、日本陸軍8万人の多くが餓死。 それまで現地の将兵が決戦場と決め、手ぐすねひいて待ち構えていたルソン島。 しかしなぜ大本営は戦闘開始の直前に、決戦場を600キロも南のレイテ島に急に変更したのか。 「味方の日本陸軍をレイテ島で壊滅さ…

海軍大臣 米内光政の重大な責任

桜花と回天という、特攻兵器の生産を命令したのは米内光政 海軍大臣。 彼の決済がなければ、特攻兵器は生産出来ない。 特攻制度を推進したのも彼。 彼ら海軍上層部は、今ある通常兵器を特攻に転用したのではなく、自分達は絶対に行かないクセに、若者達に行…

山本五十六や栗田健男を死刑に処すべき、 海軍刑法上の根拠

山本五十六や栗田健男を死刑に処すべき、 海軍刑法上の根拠 第35条 指揮官その尽くすべき所を尽くさずして敵に降り 又はその艦船もしくは守所を敵に委ねたるときは死刑に処す 第36条 指揮官 敵前にその尽くすべき所を尽くさずして艦船、軍隊を率い 逃避した…

山本五十六も栗田健男も、 海軍刑法で死刑に処すべきだった

栗田健男の敵前逃亡を「反転」と誤魔化すな 五十六も栗田も、 何をおめおめと生きて帰って来てるんだ ※山本五十六の大罪についての詳細は、ここでは割愛 海軍の指導者達の大罪 桜花と回天という、特攻兵器の生産を命令したのは米内光政 海軍大臣。 特攻制度…

いくら日の丸を掲げ、国家を語っても…

「女房子供に全力で責任を果たす」 これは、神が与えた崇高な義務。 それを放棄する者は、天罰必誅。 いや、父も母も命懸けで家族を守る。 昔はそれこそが、日本の精神防衛であった。 だから、いくら日の丸を掲げ国家を語っても、家庭的な事を重んじないなら…

基本的な愛情要求が満たされないまま、大人になった親が多い

現代の日本では、幼児期に基本的な愛情要求が満たされないまま、大人になった親が多い。 戦後の父親達の多くは、家庭を顧みず、経済復興の為に働き続けた。 その「負のしわ寄せ」が、下の世代にツケとなって回って来てるわけです。 この悪い連鎖は、子や孫が…

愛するあの人への、最大限の愛情表現 ⭐️ 戦い かくあるべし…

人生の本質は戦いという事を、忘れてはならない。 現実社会は戦場だと心得、己の全存在を懸けて仕事に没頭する事。 それが愛するあの人への、最大限の愛情表現。 「受け皿として立派」とは、そういう事。 女はそういう男に、己の全存在を懸けるべし。 戦い、…

憎いという事は、同じエネルギーで愛してたとも言える

『眠れる森の美人』の魔女マレフィセントは最初から悪なのではなく、信じ切ってたのに裏切られ憎悪に燃えた。 戦後の日本人の「国家への怒り」もそう。 国に尽くし切り、百万人餓死・百万人遺体放棄という裏切り…。 この怒りには理がある。

日本海軍、世界史上で前代未聞の自国民殺し

世界史上、前代未聞の自国民殺し。 日本海軍の上層部は、補給の限界を越えた東南アジアの島々に、陸軍の派兵を要求しましたが…。 食料を送らず、100万人の将兵を餓死・戦病死させた。 敵と戦って死ぬなら、あきらめもつく。 しかし味方の裏切りで殺されたな…

米軍と日本海軍上層部の これだけの違い

米軍の凄い所は…。 負傷した1人を救う為に、何倍もの死傷者が出る覚悟で「その1人の為」に、全力で救出に行く。 それだけ、部下将兵の命を大事にする。 片や日本は何ですか。 数千人の若者を人間爆弾にして特攻を続け、海軍上層部の失策を隠し続けた。 「指…

「全ての米軍兵士の遺骨を故郷へ」 片や日本は…

「全ての兵士の遺骨を故郷へ」 が米軍のモットー。 米軍は、1950年の朝鮮戦争以降の全ての兵士の歯形のカルテを保存しています。 何十年前の戦争でも、海の底に潜ってでも遺骨を掘り出し、DNA鑑定して遺族の元へ。 国が一人一人を大事にするから、兵士は安心…