横澤史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「生」だけではなく「死」にも価値がある

「命」に価値があるなら 「死」にも価値がある 現代日本の価値観は「生命尊重第一」です。 私もそれにかなり同意はしますが、これは裏を返すと「死んだら無になるから価値がない」という落とし穴にハマる可能性がある。 日本人にとっては 「死に様」にこそ、…

戦後の日本は実は 共産主義社会

唯物論、神仏否定、歴史無視、伝統軽視、フリーセックス、性道徳や貞操観念の破壊、不倫の礼賛、離婚の常態化による家族の他人化、出産後の母親の職場動員、男女平等、核家族化による先祖軽視…。 今の日本にあてはまるこれらは全て、暴力なき共産革命です。 …

寺社巡り ⑥ 大阪護國神社

日本の祭事 ③ 天神祭(大阪天満宮)

日本三大祭の一である大阪天満宮の天神祭 2023年(平成5年)7月25日

日本の祭事 ② 天神祭(大阪天満宮)

日本三大祭の一である大阪天満宮の天神祭 2023年(平成5年)7月25日

「敵」って、いないと困るんです

「敵」のパラドックス 北朝鮮が、日米韓にケンカを売り続けているから、日本はある意味で助かっているんです。 これ、南北朝鮮が本当に平和的に統一されて朝鮮半島が民主化したら、その翌日から日本は困りますよ。悪夢です。 防衛省なんて、一番困るでしょう…

戦争経験者の方と…感激の再会❗️ ②

溢れる神戸愛 ※①の続き 谷口さんは、心の底からの神戸っ子です。 谷口さんいわく「神戸愛という事になれば、神戸っ子は左右のイデオロギーを越えて一つになる」との事。 そして私も神戸が大好きです。 そこで私は、谷口さんに言いました↓ 「私は神戸を愛して…

戦争経験者の方と…感激の再会❗️ ①

神戸空襲を経験された谷口知子さん 今年2023年で、90歳になられます。 今日ある所で、3年半ぶりに、何と何と、まさかの再会でした❗️ 「久しぶりって素敵な事ですね」 私は谷口さんに言いました↓ 「何ヶ月か前にご自宅にお電話を差し上げたのですが、番号自体…

今こそ、伝えねば…戦争経験者インタビュー ⭐️ 原爆の生き地獄と偉大なご母堂様

小谷孝子さん 1939年(昭和14年)広島生まれ 小谷さんのお話 閃光(ピカ)は、目が開けられない程の光。3000度から4000度の熱です。みんな、その後の爆風(ドン)で亡くなったんです。3歳の私の弟も、爆風で吹き飛ばされて行方が分からなくなりました。 広島…

帝国軍人、いまだ健在なり ②

西倉勝 先生 1925年(大正14年)お生まれ 陸軍 歩兵第75連隊 98歳 シベリア3年間(コムソモリスク) 零下25度での道路開拓作業、工場労働に従事。 嵐の二宮和也さん主演の映画『ラーゲリより愛を込めて』上映に関連し、2022年暮れに西倉先生は「Newsweek」の…

帝国軍人、いまだ健在なり ①

坂上多計二 先生 1925年(大正14年)生まれ 陸軍 第100師団 独立歩兵第165大隊 98歳 フィリピン・ミンダナオ島で米軍と戦います。 その時の悲惨な経験を元に、いま政府が進めている「緊急事態条項」について、警鐘を鳴らし続けている方です。 坂上先生いわく…

今こそ、伝えねば…戦争経験者インタビュー ⭐️ 10歳で孤児として迎えた東京大空襲 凄まじいご経験…

武田昭 さん 1934年(昭和9年)生まれ 戦時中は、ご両親、ご本人の3人暮らし。 家族3人で2歳頃に北海道から上京したらしいのですが、お母様はちょっと出かけて、二度と帰って来なかったそうです。 それで親戚の家をたらい回しにされますが、戦争中の1943年に…

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー ⭐️ 中国の原野で喉が渇き…

依田安昌 先生 1924年(大正13年) 陸軍 衛生兵 独立混成第一旅団 独立歩兵第74大隊 北京の陸軍病院で、衛生兵としての研修を受けます。 1945年6月18日、戦闘開始。 この頃は真夏。 依田先生の部隊は400人程で城壁に囲まれている所を、数千人の敵(八路軍)…

今こそ、伝えねば…戦争経験者インタビュー ⭐️ 満州の凄まじい生き地獄…

赤崎雅人 さん 1936年(昭和11年)生まれ 満州国 琿春 にて出生 満州で写真館を営むお父様は、終戦間際の1945年5月に38歳で召集されました。 お母様。ご本人、弟さん、それと妹さんが3人いたそうですが…。 終戦直後の栄養不足で、4ヶ月間で収容所で3人の妹さ…

今こそ、伝えねば…戦争経験者インタビュー ⭐️ 中学時代に経験した東京大空襲

眞野和雄 先生 1931年(昭和6年)生まれ 東京出身 眞野 先生のお話 俺は東京生まれの江戸っ子だよ。 3月10日の大空襲の時はね… 保善学校(現安田学園)の2階に入って助かった。 ただ二葉小学校に逃げた人は蒸し焼き。 プールの中に死体が入ってしまって、同…

三島由紀夫 先生の言葉 ⑦ 激烈なる貞操観念

『サド侯爵夫人』より モントルイユ「相手があれでは…」 ルネ「相手によって貞淑の値打ちは変わらないというのが、お母様のお訓えではなかったかしら」 モントルイユ「それはそうだが、物には程というものがある」 ルネ「良人の罪がその程を超えたのなら、私…

芸能人とかスポーツ選手ばかりに憧れるべきではない

鉄は熱い内に打て。 冷え切ってから打ってもダメ これは、特に若い方達に読んでいただきたい。 と言うのも、人格は12歳までに身に付いたものが一生抜けないし、20歳くらいまでには出来上がってしまうので…。 今の日本では、売れっ子の芸能人とかスポーツ選手…

東條首相と近衛首相と…

上の写真は、東條英機 首相の孫にあたる東條由布子さん。 下の写真は、近衛文麿 首相の孫にあたる東隆明さん。 昭和史の因縁を感じます。

日本美の極致 26 夏の本門寺

「ソウル」ではなく「けいじょう」と発音すべき

1921年生まれ、2023年7月時点でご存命の奇跡の陸軍大尉 福重博 先生が、第20師団が拠点とした韓国の「京城」を「ソウル」ではなく「けいじょう」と、当たり前に発音していました。 国風文化みたいで、カッコ良かったです。 考えてみたら「愛新覚羅 溥儀」も…

血の一滴まで捧げ尽くして戦った日本陸軍 ③

18世紀と19世紀、20世紀と、3世紀にまたがって世界の覇権を手にした大英帝国。 世界一強かったこの大英帝国を実質的に滅ぼしたのは、日本陸軍です。 百年間支配していたものを、わずか一週間で… 1942年2月、山下奉文 閣下以下の日本陸軍が2倍を超える兵力差…

海軍上層部の大罪 20

「敗戦責任」追及の視点を欠いた大東亜戦争研究など無意味 私は、戦没者の声なき声を代弁する気で、海軍上層部の官僚性、及びその「敗戦責任」を糾弾する。 海軍の将官にとって海軍とは、他の省庁と同じく、定時に出退勤し、己が出世する所でした。 「日本海…

大日本帝國を滅ぼした山本五十六 12 敗戦責任に時効なし

山本五十六の戦い方は、ゴールキーパーなしで戦っているのと一緒 私は、戦没者の声なき声を代弁する気で、山本五十六の敗戦責任を糾弾する。 戦没者の無念の為にも、これをやらなければいけない。 そもそも、太平洋の戦いは防者有利です。 アメリカ相手に戦…

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー ⭐️ リアル『永遠の0』にしてリアル『海賊と呼ばれた男』

藤本速雄 先生 1923年生まれ 空母『瑞鶴』ゼロ戦パイロット 『瑞鶴』沈没の日が、お誕生日。 この方の戦歴と人生は本当に凄い。超絶に凄い。もう「凄い」としか言い様がないです。 1944年6月のマリアナ沖海戦に襲撃。 ゼロ戦出撃170回。 全く偶然ですが、原…

悪魔が喜ぶ事、悪魔が悔しがる事

家族解体(不倫等)→悪魔が喜ぶ事 男女が肉欲の快楽にのみ溺れる事→悪魔が喜ぶ事 男女が魂で結合して愛し合う事→悪魔が悔しがる事 これがわかれば、今の日本の現状、マスコミの現状。 どうなっているか、言わなくてもわかりますよね。 「性の解放」なんてい…

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー ⭐️ B29への体当たり部隊 ②

※①の続き。 竹田閣下との思い出について。 私的なやり取りですので、公にするのは憚られる気もしますが、今となっては、泉下の竹田閣下も諒として下さると思います。 月に一回、市ヶ谷の「公益財団法人 偕行社」にて陸士のクラス会があったので、私は2015年…

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー ⭐️ B29への体当たり部隊 ①

竹田五郎 閣下 陸軍大尉 『飛燕』パイロット 第12代 自衛隊 統合幕僚会議議長。 1921年10月生まれ 2020年2月逝去 享年98歳 亡くなられて3年半経った今でも、竹田閣下について書く時は、厳粛な気持ちになる。 生半可な覚悟では書けないからです。 竹田閣下と…

敗戦責任の追及こそ興国の大業 11

本来は糾弾されるべき人間が糾弾されないという事が、どれだけ国家の道徳を破壊し、害悪を撒き散らすか。 敵の勢力圏下であるミッドウェーまでわざわざ出向いて自国の海軍主力を全滅させ、国家の方針に背き勝手に南太平洋の島々に戦域を拡大して、結果として…

墓石に眠る祖先達の為に…

人工的なイデオロギーではなく遠い昔から継承されて来た祖先達の叡智は、家庭においてこそ息づくものであり、その国の伝統は、家庭でこそ継承されるもの。 伝統も倫理道徳も、家庭において親や祖父母から継承され、子孫達に伝えていくべきもの。 我々の生命…

家庭での親の愛情こそ、倫理道徳の要

敗戦により「あるべき理想の父親像」が消失 現在は、年収何億円とかのスポーツ選手や芸能人が、宗教団体の教祖の様に崇められています。 これは、敗戦によって消失したこの「理想の父親像」の代わりを求める代償行為なのではないかと、私は密かに思ってしま…