戦没者の無念の為にも、これをやらなければいけない。
そもそも、太平洋の戦いは防者有利です。
そうしたら、勝てないまでも負けなかった。
そもそもは、そういう国家戦略でしたから。
陸軍に要求して南の果てまで兵隊を派兵しても、補給が続かない為に当然 取り残されて、その結末が百万人の陸軍将兵の餓死・戦病死。
この結果を招来した責任者は、南太平洋の奥地にまで勝手に戦線を拡大した山本五十六です。万死に値します。
南太平洋まで深入りせず、つまり撒き散らすかの様にメチャクチャに範囲を広げずに、守りを固めてさえいれば良かったのです。
ロシアは、ナポレオンにもヒトラーにも、前に出ないで後ろに後退して戦って、相手の補強線を伸ばし切って勝ちました。それと同じです。
そして、全てが明らかになった戦後の日本社会においても、まともな国家意識があれば、その山本五十六への糾弾をしていたハズです。
それをしなかったという事は、百万人の戦没者への裏切りでしかありません。