山本五十六は、戦さの勝敗が、まさか「物量の差で決まる」とでも思っていたのでしょうか?
ベトナム戦争は?
アフガン戦争は?
イラク戦争は?
と言う前に…。
元寇は?
日露戦争は?
と聞きたいです。
「物量で劣る側」である日本が勝利しています。
これを国賊と言わず、何と呼べばいいのでしょうか。
何より、カダルカナル島の戦いは、相手の土俵に友軍(陸軍)を送り込んで、ハシゴを外して餓死させているではないですか。
この山本五十六の大罪は「自ら戦端を開いておきながら、戦勝への努力不足」等という甘いレベルではありません。
そもそも開戦前の国策では、太平洋方面は日付変更線を越えず、赤道を越えず、サイパンに留まり、海軍はインド洋を制圧して中東の油田地帯でドイツと組む。
という事になっていました。
しかし、山本五十六個人は大の嫌い。
その嫌いなドイツを勝利させるインド洋制圧など、したくなかったのでしょう。
しかし、政府の方針が自分の考えと違うからといって、国家が一度決めた方針に勝手に逆らうなど、とんでもない大罪です。
また、世に溢れる山本五十六讚美本。
そこには、国家の方針に背いた山本五十六の暴走によって地獄の思いをした末端の兵士達の事は、全く書かれてない。
という事を記憶すべきです。