横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

2023-06-16から1日間の記事一覧

敗戦責任の追及こそ興国の大業 ⑨

充分に防げたハズのB29の空襲を、何か「天災の様なもの」という認識をしていないでしょうか。 「敵軍に殺戮された」という認識が薄い気がします。 終戦記念日が8月15日という、お盆の時期にあたるのも、微妙に影響していると思います。 しかし、戦没者や原爆…

海軍上層部の大罪 14

日本国に絶大な損害を与えた山本五十六 「インド洋に行け」という国家の方針に真っ向から背き、山本五十六が下剋上的に強引に進めて大敗した1942年6月のミッドウェー海戦は、国家戦略を取り返しがつかないほどに破壊しました。 誰が考えてもわかる事を「過去…

日本人としての正しい生き方 ☆ 先祖・子孫

百年前の先祖(曽祖父母)に想いを馳せて、百年先の子孫(孫やひ孫)の幸せの為に今、手を打つ。 これが正しい生き方です。 この場合の「先祖」「子孫」とは、血肉は必ずしも関係ない。 我より先に生きて、先に死んだ人は「先祖」。 ですから自分がつながっ…

三島由紀夫 先生の言葉 ④ 正しい狂気

狂気によって飛翔する。正しい狂気。 狂気が精錬されて、狂気の宝石にまで結晶して、正気の人達の知らぬ人間存在の核心に腰を据えてしまう。 世界中の学問が凝縮したかのように、あらゆるテーマが仕掛けられてる三島由紀夫小説。 文学というより、百科事典で…

大事なのは、日本人の精神や倫理道徳を正す事

まず直視すべき日本人自身の倫理破壊•道徳破壊 領土問題等も主張すべきですが、そういった「形」の事を外国に向かって言う前に、日本は精神レベルで破壊されています。 大事な事は、まず日本人の魂を取り戻す事。 家族を大事にする事や、先祖崇拝を教えずに…

自分と違う価値観に 寛大でなければならない

その教えがカルトであるか、ないかの私の判断基準は「自分と違う価値観に寛容であるか、ないか」です。 ですから政治活動をしている人を見る時も「右翼か、左翼か」よりも「他の思想に寛大であるか、ないか」で判断する事が多いです。 そこで思うのですが…。…

健全な倫理観や家庭観の再構築こそ急務 ②

「具体的な違法行為をする事」だけが罪なのではなく、自分勝手な価値観で生きる事も、本当の悪です。 男女を問わず、芸能人でよくいますが…。 子供を産むだけ産んでおいて、子供を放って自分の好き勝手な生き方をしてる親。 私、そういう親は鬼畜だと思いま…

海軍上層部の大罪 13

海軍上層部はトカゲのしっぽ切り 悪性腫瘍を出し切らない 特攻を考えて命じた海軍大学校出のエリート官僚達に、特攻精神は無い。 彼らはただ特攻を命じて若者の命を踏みつけて権力のピラミッドの最頂点にいようとした。 戦艦大和の水上特攻は 昭和天皇も「愚…

健全な倫理観や家庭観の再構築こそ急務 ①

中国や韓国やロシアを非難したら、何かそれで保守かの様に思っている人間が多いのですが… それも必要でしょうが、それと並行して何より大事な事はまず日本人自身の倫理観を正す事。 意図的に破壊されてきた性道徳や家庭観を取り戻す事こそ大事 LGBTの方達の…

三島由紀夫 先生の言葉 ④ 忠義とは 枯野に野垂れ死にする道

戦いはただ一回だけであり、生死を賭けた戦いでなければならぬ。生死を賭けた戦いの後に判定を下すのは歴史である。 忠義とは、枯野に野垂れ死にする道であり、大事なのは国家を一人で背負う覚悟。 私は政治の戦いに参加しない。精神の戦いにのみ剣を使いた…

大日本帝国を滅ぼした山本五十六 ⑨

「山本五十六は部下想いの人間提督」なんて、情緒的な安っぽいエセヒューマニズムでしかない 提督が人間なのは当たり前です 山本五十六は何と、1940年9月に日独伊三国同盟が結ばれる約半年前には、連合艦隊参謀長の福留繁 海軍少将に、開戦劈頭での真珠湾攻…

敗戦責任の追及こそ興国の大業 ⑧ 自民と社共の連携プレー

戦後の日本社会は長い間、大東亜戦争に無関心でした。 「国防」や「戦争」についても一切考えて来なかった。 そしてこれは、体制側の自民党(既得権益者側)が、意図的にそうしてきたのでは? という疑問が私の中に沸き上がりました。 なぜなら…。 大東亜戦争…

大日本帝国を滅ぼした山本五十六 ⑧

「山本五十六こそ、海軍堕落の象徴」 大和ミュージアム 館長 戸高一成 山本五十六を賛美するなんて、彼の為に犠牲にされた幾百万の陸軍将兵への、徹底的な侮蔑なくしては出来ない事です。 彼が、国策であり日本が勝てる唯一の作戦であるインド洋制圧を捨て南…

敗戦責任の追及こそ興国の大業 ⑦

山本五十六は、自分の名誉が傷つかないうちに自殺した? 例え死者にムチ打つ事になったとしても、大東亜戦争の一部の指導者達の「敗戦責任」を追求すべきです。 そうでなければ、特に山本五十六以下の海軍上層部の無能ゆえに、戦わずして亡くなった幾百万の…

日本陸軍の偉業 ① 奉天会戦

日露戦争においてアメリカは、日本海海戦よりも奉天会戦の戦勝に恐怖を感じました。 戦後の日本では、日本陸軍の偉業である奉天会戦の評価は高くないですが、奉天会戦は「ロシアに逃げられた」と言われています。 バルチック艦隊は攻勢終末点を越えてアウェ…

海軍上層部の大罪 12

特攻隊の崇高な自己犠牲心と大戦果。 これらについて日本人は未来永劫、語り継ぐべきです。 指導者達(特に海軍)の無能ゆえに自殺点的な墓穴堀りを繰り返して、使うべき戦艦群をずっと温存して投入せず、勝てるハズのチャンスを自ら何度も逃して、いよいよ追…

敗戦責任の追及こそ興国の大業 ⑥

三島由紀夫 先生いわく、意見というのはそれを貫く事で社会と正面衝突するくらいでなければ本物ではない。 大衆迎合的で生ぬるく平均化された、毒にも薬にもならない意見は、意見ではない。社会が提示した、最大公約数的な「人畜無害な価値観」の型に、自分…

武士道と任侠道の違い

庶民の武士道 それが任侠道 武士道は「官」の価値観であり、体制側の価値観です。 それに対して任侠道は「反権力」です。 ですから、災害救援活動を例にしますと…。 自衛隊の救出活動は、「武士道精神の発露」と言えるかも知れません。 それに対し民間ボラン…