日露戦争においてアメリカは、日本海海戦よりも奉天会戦の戦勝に恐怖を感じました。
戦後の日本では、日本陸軍の偉業である奉天会戦の評価は高くないですが、奉天会戦は「ロシアに逃げられた」と言われています。
バルチック艦隊は攻勢終末点を越えてアウェイに遠征して来ており、ホームで迎え撃った日本海軍が勝利しました。
逆に奉天会戦は、日本陸軍がアウェイに攻めに出かけている。
攻める方は、敵3に対して10の戦力で攻めないといけないのに、日本陸軍は7でロシアを攻めて撃退しました。
アメリカからしたら、これが脅威に映ったわけです。