百年前の先祖(曽祖父母)に想いを馳せて、百年先の子孫(孫やひ孫)の幸せの為に今、手を打つ。
これが正しい生き方です。
この場合の「先祖」「子孫」とは、血肉は必ずしも関係ない。
我より先に生きて、先に死んだ人は「先祖」。
ですから自分がつながっている自覚があるなら、大東亜戦争の戦没者達も「先祖」です。
そして我々が生きる目的は「先祖の喜ぶ事をする為」であり「子孫の幸福の為」です。
「私個人の幸せの為の人生」ではありません。
墓石に眠る先祖達。
まだ生まれていない子孫達。
この為に私達の命があるのです。
先祖から引き継いだものを、子孫につなげるのが役目であり、つまり子孫に幸福をつなぐのが、神から託された使命。
どうすれば先祖が浮かばれるか、喜んでくれるか、を考えて、そしてそれを子孫に伝えられるか。
先祖基準と子孫基準で考えるべきであって、自分はあと。先祖と「自分」は一体です。
そして私達が死んだら、子孫もまた同じ事をするのです。
それが日本人として、いや、文明社会の人間としての正しい生き方です。