2023-06-11から1日間の記事一覧
戦時中は、今の様な「個人の自由」なんか全くなかった。人権は抑圧されていた。 だから戦後の行き過ぎた、しかも曲解された自由主義教育は、間違いなく戦前の反動だと思います。 真反対にひっくり返ったのです。 戦時中は「一死報国」と言って特攻玉砕まです…
私の中学時代、30年以上前に教わっていた事を、大人のいま振り返ると…。 とんでもない内容でした。 そもそも人間の欲望にはきりがない。 その欲望を自制するのが、倫理道徳です。 しかし、学校では思春期の若者に、義務や倫理道徳の前に「自由」や「権利」ば…
飢餓状態の日本陸軍と戦って来たマッカーサーは、 「一度でいいから日本陸軍を率いて戦いたい」 と言った。敵将のこの言葉こそ、亡くなった陸軍将兵への最高の手向けです。 今まで再三言いましたが、インド洋を制圧し中東の油田地帯でドイツと手を組むという…
④の続き …そういった「海軍上層部の不作為や犯罪的な裏決り」によって生じた幾百万人の戦没者達を、全てひとくくりにして「英霊」と呼んで美化するのは、山本五十六や南雲、栗田といった「真の敗戦責任者達の敗戦責任」をごまかすのに、一役買ってる事になる…
山本五十六以下、海軍上層部は、日本防衛の為に絶対やらなければいけなかったサイパン島の要塞化を、一切やらなかった(サイパン島は海軍の担当エリア)。 アメリカは、砲火を集中的に運用する短期決戦では無類の強さを発揮しますが、山岳戦は苦手です。 事…
昭和の海軍上層部は、明治の東郷精神を忘れて隠蔽体質や立身出世主義、ことなかれ主義に蝕まれていました。 真珠湾攻撃においても、帰心矢の如きヘッピリ腰の南雲と草鹿が、勝っているのに反復攻撃をしないで慌てて逃げて来た事はよく批判されますが、実はこ…
終戦時の総理大臣 鈴木貫太郎。 退役はしていましたが、海軍士官は終身官ですので、彼はこの時点でも海軍大将です。 私は、この鈴木貫太郎 首相の責任こそ、米内光政 海軍大臣と並んで最も重いと考えています。 彼の責任はたくさんありますが、全てはここで…
上の世代が言わないから、私が言います。 世界最強レベルの大日本帝国陸海軍を、国家の方針に背くやり方で、殆ど戦わずして自滅させてしまった「山本五十六以下の連合艦隊 司令部の敗戦責任」がどうして免責されるのか。 彼らは、敗戦の事実を陛下にも政府に…
平成の世に、昭和の香りがまだ残っていた34年前、日本経済が世界の頂点に立っていた1989年…。 あの頃は日本中が本当に元気だったと思います。 ついこの間な気がしますが、もう遠い遠い昔の話。ああいう時代は、もう二度と戻らないでしょうね。 牧瀬里穂さん…
今は昔と違って、バカ親と言うか「親自体が子供な親」が多い。 幼児期に基本的な愛情要求が満たされないまま、親になる大人。つまり「幼児性を引きずった親」。 そしてその負のシワ寄せは女房子供に行く。 そんなバカ親から逃げて来て、幸せを掴んだ人はたく…
脱亜入欧は、明治時代の在野のスローガンです。 福沢諭吉の『脱亜論』からの引用ではありません。 話がそれますが、福沢諭吉。 「近代啓蒙思想に心酔する西洋かぶれ」か、それともサムライなのか。 福沢諭吉については評価が別れますが、私は個人的には嫌い…