「一度でいいから日本陸軍を率いて戦いたい」
と言った。敵将のこの言葉こそ、亡くなった陸軍将兵への最高の手向けです。
今まで再三言いましたが、インド洋を制圧し中東の油田地帯でドイツと手を組むというのが、当初の日本の国家戦略であり、日独勝利の唯一の道。
イギリスの支配下にある中東には、世界第二位のクエートのブルガン油田がある。
そういった国家戦略を放棄して、広大な南太平洋の島々に、日本最良の陸軍将兵を撒き散らすかの様に配置させ、最後は見捨てて百万人餓死・戦病死の結末を招いた山本五十六。
その責任は万年までも消えない。
誰でもわかる事を「後付けで言うな」と言われても困る。
そんな山本五十六は戦後、なぜか高い評価を受けて来ましたが、長く日本を支配してきた「山本五十六 英雄論」は、アメリカがプロモーションをかけていたと私は見ています。
アメリカは、自殺点の連打で連合艦隊を壊滅させた山本五十六に、感謝状を出すべきです。
しかし「山本五十六 英雄論」というのは、敵国か売国勢力にとってのみ都合のいい論理で、我が国にとっては大きく国益を損ねるもの。
山本五十六が英雄だなんて、万が一にも、億が一にもあり得ない
帝国海軍と日本を滅ぼした山本五十六を美化する事は、そのまま裏返しで反日に通底しているという事を、日本の「保守派」は、どうして気付かないのでしょうか。
※よく「人間提督 山本五十六」等という、宗教団体の教祖に対する様な情緒的な呼び方をする人がいますが、私からしたら噴飯物です。