横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

大日本帝国を滅ぼした山本五十六 ② 敗戦責任に時効なし

上の世代が言わないから、私が言います。

世界最強レベルの大日本帝国陸海軍を、国家の方針に背くやり方で、殆ど戦わずして自滅させてしまった「山本五十六以下の連合艦隊 司令部の敗戦責任」がどうして免責されるのか。

彼らは、敗戦の事実を陛下にも政府にも国民にも隠蔽してウソを報告し、敗戦の責任を陸軍に押しつけて陸軍を生贄にした事で「敗戦の責任とその罪」から、まさか逃げられたとでも思っているのでしょうか。

物事の決着が、戦いもしないでつくとは思っていません。

味方(山本五十六以下の連合艦隊 司令部)の裏切りと不作為により、餓死・戦病死で亡くなっていった100万人の戦没者に対し、その声なき声に対し、我々は何という言葉を手向ければいいのでしょうか。

私は戦没者の無念を晴らす為に、一人でもこの糾弾を続けます。

それが戦没者への「慰霊」ではなく「鎮魂」です。

もう一度言います。

山本五十六を称賛するという事は、それ自体が売国に加担している行為と思っていただきたい。