真実は、タブーとされているものにメスを入れないと、見えて来ません。
山本五十六とは、自分を180度逆に見せる天才だと思います。
しかし、国家滅亡の引き金を引いたのが、その山本五十六です。
共産官僚制は「富の分配」ではなく「権力の分配」ですが、連合艦隊も同じだったという事でしょう。
しかし、軍人が政治に口を挟んで勝手に戦争を始めるなど、もっての他です。
ドイツと同盟を結んだからと言ってそれだけで、非戦を掲げていたアメリカの青年達が、太平洋を渡って命懸けで日本と戦う事はありません。
本来は、日本が戦争までする理由が全くない。
子孫に継ぐべき国家の運勢を、己の博打癖や功名心の為に棄損したわけです。
その後が、ミッドウェーの大敗。
これに関しては、「対米講和の為にミッドウェーで日本海軍を大敗北させて、真珠湾攻撃をツーペイにしよう」という事前の裏取引きが、イギリスを通じて山本五十六に持ち込まれたのではないかと、私はうがった見方をした事があります。
要は「イギリスによるだまし」ですが、チャーチルならそれくらいの事はすると思います。
当時のイギリスの諜報力は世界でもトップクラス。アメリカなどは問題ではありませんでしたから。