横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

敗戦責任の追及こそ興国の大業 11

本来は糾弾されるべき人間が糾弾されないという事が、どれだけ国家の道徳を破壊し、害悪を撒き散らすか。

敵の勢力圏下であるミッドウェーまでわざわざ出向いて自国の海軍主力を全滅させ、国家の方針に背き勝手に南太平洋の島々に戦域を拡大して、結果として百万人の陸軍将兵の餓死・戦病死への道を開き、国家に大損害を与えて遂には国家を滅ぼした天下一の売国奴山本五十六

あえて逆説的に言います。

日本国家は、山本五十六を無罪放免にしてその罪を一切糾弾して来なかったのだから、いま現在、国内にいる全ての犯罪者を免責し、全ての容疑者を不起訴にしなければならない。

日本国家には、彼らを糾弾する権利はないし、訴追する権利もなく、裁く権利もない。

売国奴選手権の金メダリスト・山本五十六

結果的に山本五十六は、国家に対する「国民の基本的信頼」をも毀損しました。