横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

敗戦責任の追及こそ 興国の大業 ④

私は日本海軍を愛するからこそ、勝てるチャンスを何度も台無しにした指導部を糾弾する

健全な批判はすべきです。

戦後の国民精神の腐敗は、勝てる戦いを大敗北にして百万人単位の死者を出した山本五十六の敗戦責任をあいまいにした事と無関係ではない。

つまり、

「戦争に負けたから戦後に国民精神が腐敗した」

のではなく、

「上層部が自国民殺しをしても、誰も責任を取らないから戦後に国民精神が腐敗した」

と私は思います。

大敗北を喫した上層部の隠蔽体質は、単に「その戦闘に負けた」という事にとどまらず、数十年にわたり国民精神を腐敗させる。

戦後、まともな国家意識があれば、百万人の陸軍将兵を餓死・戦病死させる道を開いた山本五十六の敗戦責任への糾弾をしているハズです。

何より…。

まともな日本人なら、陸軍将兵の奮闘と無念に 涙が止まらない