横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

芸能人とかスポーツ選手ばかりに憧れるべきではない

鉄は熱い内に打て。

冷え切ってから打ってもダメ

これは、特に若い方達に読んでいただきたい。

と言うのも、人格は12歳までに身に付いたものが一生抜けないし、20歳くらいまでには出来上がってしまうので…。

今の日本では、売れっ子の芸能人とかスポーツ選手とか一発逆転の成り上がり屋とか、そういう、ある意味の水商売的な人達が、その人格や人間性とはほとんど無関係に「お金」で人物が判断されます。

「華やかなもの」こそが、そこでの判断基準なのです。

しかし私が子供の頃なんて、世の大人達は芸能人達を一段低く見ていました。

だから私は、今みたいに子供時分から華やかな生き方だけを推奨するべきではないと思います。

芸能人もスポーツ選手も、庶民が誰でもなれるわけではなく、また必ずしも目指すべきものでもないと思います。

本来、日本社会で評価されて来たのは、地味でも真面目に会社勤めしてコツコツ働いて社会を支えている人とか、人知れず夫や子供をしっかりと支えているご婦人方とかです。

見た目に「華やかなもの」もいいかも知れませんが、まずそういった名もなき、しかし堅実な人達にこそ目を向けるべきであり、そういう人達こそ立派なんだ。という事を、知っておいていただきたいと思います。