横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

2023-09-06から1日間の記事一覧

三島由紀夫 文学 『金閣寺』について

コンプレックスに固まった人間は、美的なものに異常な執着を見せる。 『金閣寺』はまさにそんな小説ですが、幼児期に祖母によって男性性を剥奪された三島先生が、30歳を過ぎた節目にそれまでの人生を総括して、自らの自己回復の為に書いた小説だと私は考えて…

三島由紀夫 文学 『午後の曳航』について

義に死ぬ事、栄光の死を夢見て輝いていた船乗りの男性。 だが、結婚して父親になった途端に、凡俗に堕して醜くなる…。 『午後の曳航』のエッセンスは、これに尽きる。 だから処刑する事により、もう一度英雄に戻す事にする。 という、三島先生自身の将来を予…

三島由紀夫 文学 『潮騒』について

『潮騒』は、太陽と肉体の賛歌 『金閣寺』が火の洗礼によるバッドエンドならば、『潮騒』は水の洗礼によるハッピーエンド。 海神の恩寵あついギリシャ神話的な逞しい好青年と、大和撫子マインドのかたまりみたいな清純な乙女の、一途で純粋な青春ラブロマン…

天才・三島由紀夫 先生の狂気性

天才と凡人の違いとは…。 例えば、それを越えると全てが瓦解してしまう危険な一線があるとして、普通の人はどんなにその近くまで行っても、その一線は越えません。 戯画化して「越えるフリ」をするだけ。 しかし、まれに本当に越えてしまう人がいる。 それが…

日本陸軍の精神力の勝利

大正デモクラシーの延長にある戦後のインテリに言わせると、 「工業生産力が違いすぎるから、日本はアメリカに勝てない」 との事。 日本に大和魂が無ければ、確かにそうです。 そもそも彼らインテリは、心も魂も西洋化している。 西洋の価値観で日本を見てい…

結婚して幸せになる為に必要な事

結婚して家庭を得て幸せになる為に必要な事は「高学歴」とか「高年収」とかのスペックではなく、「家庭がいかに大事か」の価値観を養う事。 そしてそれを子供にも教える事。 だと思います。 「先祖や家庭の大事さ」や倫理道徳を無視して、いくら天皇や日の丸…

氾濫する芸能人の裸の写真は 倫理破壊の共産革命 ③

「性の解放」は、人間が持つ正常な倫理観や人間性を破壊し、日本の母性と家庭を破壊に導く反日行為。 だから、それが目的で仕掛けている敵の軍事戦略。 という話を前回しました。 私は、キャミソールにも、その裏に潜む倫理破壊の悪魔的な影を感知しました。…

氾濫する芸能人の裸の写真は 倫理破壊の共産革命 ②

大人の方々に言いたいです。 マスコミに氾濫する芸能人の裸の写真に、心を引き裂かれている子供達がいるんです。 私達の隣に、泣いている少女達がいるんです。 日本人はいつから、隣人への愛を失ったんですか? これを当たり前と思って、悪しき見本を見て育…

氾濫する芸能人の裸の写真は 倫理破壊の共産革命 ①

氾濫する芸能人の裸の写真は、 「裸を見せる事が目的」 ではなく、 「日本人の倫理観を破壊し日本を弱らせる事」 が目的なんです。 軍事戦略なんです。 今の戦争は、爆弾は飛んで来ません。 ポルノや麻薬を普及させて、攻める相手国の倫理道徳を腐らせ、国力…