横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

帝国軍人、いまだ健在なり ①

 

坂上多計二 先生 1925年(大正14年)生まれ

陸軍 第100師団 独立歩兵第165大隊 98歳 フィリピン・ミンダナオ島で米軍と戦います。

その時の悲惨な経験を元に、いま政府が進めている「緊急事態条項」について、警鐘を鳴らし続けている方です。

坂上先生いわく「この危険性を敏感に感じるのは、戦争経験者のカンです」との事でした。

今夏(2023年7月)鹿児島から上京されました。

コロナ禍で人と人とが会えなかったので、私は3年半ぶりの再会となりましたが…。

戦争経験者が次々と亡くなっていく中、3年半前と全く変わらぬお元気なご様子で、本当にうれしかったです。

こういう方が2023年にお元気でいらっしゃるのは、奇跡です。

旧軍人・軍属の方々。

亡くなられた方々のご供養を一生続けると共に、(左右のイデオロギーに関係なく)最後の一兵に至るまで、私は敬意を捧げ続けます。

皆様もどうか、ご協力いただければ有難いと思います。