横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー⭐️『戦史叢書』を編集

福重博 先生

1921年大正12年)のお生まれ。

陸軍士官学校55期。

竹田五郎先生と、広島陸軍幼年学校以来の同期。

戦後は陸上自衛隊に入隊し、一佐で退官。

三島由紀夫事件の時は、市ヶ谷の建物の中から見ていたそうです。

福重先生は、防衛庁時代に『戦史叢書』を編纂されました。

『戦史叢書』というのは、防衛研修所戦史室によって、約15年かけて作られた公刊戦史です(上の写真で私が手にしている書籍)。

福重先生は特に「中部太平洋 陸軍作戦」を担当されています。

色々と教えていただきました。大東亜戦争の戦史研究における、私の大切な先生です。

Wikipediaの『戦史叢書』で検索すると、福重先生のお名前が出て来ます。https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E5%8F%B2%E5%8F%A2%E6%9B%B8

写真は2020年初頭に撮影したものですが、2023年春の時点でいまだお元気。頭脳明晰で、存在自体が奇跡的な先生です。