横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー⭐️ビルマ南北を縦断

 

磯部喜一 先生  1919年(大正8年)生まれ。

陸軍憲兵伍長。

1941年(昭和16年)に陸軍憲兵を拝命し、1944年(昭和19年)にビルマ方面軍へ。

一年半にわたり、ビルマ南北を縦断して戦闘、諜報、宣撫工作を行う。

最後にシッタン河突破作戦に従事し、終戦

その後、ビルマの監獄に…。

磯部先生のお話

Q.監獄に入れられて、イギリス側の対応はどうでしたか?やはり随分、失礼な態度でしたか?

A.日本人をいじめるとかは、全然ないです。

Q.その辺は、英國紳士だったわけですか?

A.ええ、紳士ですね。

Q.じゃあその時点で、英国兵に対する恨みとかそういうのはなかった…。

A.ないですね。ええ、もう、こちらも、やるだけやったんですから、ビルマで。

大勢の人が死んで、戦友も死に、ね。

メチャクチャな戦争やったんですから。それで負けたんですからね。悔いなしです。

YouTubeでインタビュー動画をあげました。

https://youtu.be/Eu1rAbixKRQ

2016年12月 聞き取り