横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー⭐️狼兵団に 軍刀が映える ①

中村清一 先生

1919年(大正8年)5月20日生まれ。

鹿児島県出身。陸軍大尉。

狼兵団(第49師団)山砲兵第49連隊

第1大隊 第3中隊長。

私、これを書いていて、胸が一杯になる…。

ですので、あまり細かく書けません。

概略だけ…。詳細はまた改めて。

中村先生が所属した第49師団は、1944年3月からのインパール作戦を助ける為、朝鮮の京城からビルマに向かい出港します。

ビルマ上陸後、1945年3月1日。

マンダレー街道を北上してメイクテーラ奪還に向かいます。3月6日、ウエトレット到着。

目の前を、日本の戦車の2倍ある30トンの敵のM4戦車12両と軽戦車数両が向かって来ます。

イギリス軍です。これを通過させるわけにいかない。

そこで中村隊長。

何と敵の戦車が進んで来る道のすぐそば、道の脇に部下と共に隠れます。

「敵は、まさかこんな至近距離に我々が潜んでると思わないわけです。しかし、あえて懐に飛び込みました。こちらは命を捨ててましたから(笑)」中村先生 談

※②に続く