横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

陸軍 特攻隊の生き残りの方達と

右から、陸軍特攻隊『第75振部隊』山口利雄 先生。

中央は、同期生の陸軍軍人 三橋利雄 先生。

山口先生は特攻隊に志願し、上空1500メートルから地上20メートルまで降下する特攻訓練を続けていました。

しかし、腹膜が破裂する病に見舞われ、40日間入院します。

「早く治して来い」と激励してくれた特攻隊の隊長も仲間達も、次々と先に特攻出撃。

ようやく退院したら、終戦

最近、かつての仲間達が最後に出撃した鹿児島の万世飛行場に慰霊に訪れました。

同期の三橋利雄 先生は、米軍による本土上陸の際に、爆弾を抱いて敵戦車に潜り込む訓練をしていました。

「もしやってても、絶対負けない。精神力で絶対負けない」

今でも凄まじい気迫でした。

2017年5月 聞き取り