横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー⭐️狼兵団に 軍刀が映える ②

※①の続き

そこで砲兵を率いる中村隊長。

敵戦車を引き付けて、引き付けて、充分に引き付けた所で…。

「撃てーー!」

と号令。

敵を混乱させる為に、一番前の敵戦車と、中頃にいた敵戦車を狙いました。

弾は見事に命中!

敵戦車群は大混乱に陥ります。

そして、中村隊長。

道路の脇のやぶの中から立ち上がり、軍刀を抜き、鬼神の形相で「突撃ーー!」と下令し、敵に向かって突っ込みます。

敵と味方が入り乱れた接近戦になれば、敵は同士討ちを恐れて銃火器を使えない。

つまり、中村隊長は日本軍得意の白兵戦に持ち込むつもりです。

「うおーー!」

軍刀を抜き、銃剣を構えて阿修羅になった全軍の総突撃です。

すると…。

彼らは、白兵戦での日本陸軍の恐ろしさを知っています。

「ピー!」「ピー!」と、あちこちで笛が鳴ります。イギリス軍、退却の合図です。

日本陸軍と白兵戦はしたくない。

突撃した我が軍は、破砕した敵戦車の上に飛び乗り「バンザーイ!」「バンザーイ!」と、勝利の雄叫び。

イラワジ会戦、唯一の勝利 

村隊長の指揮のよろしきを得て、日本陸軍の圧勝となりました。

だいたい日本陸軍は、インパール作戦以外、イギリス軍には圧倒的に勝ち越しています。

確か10回くらい勝って、2回くらい負けているのです。

大英帝国を滅ぼしたのは、日本陸軍

https://youtu.be/BTOCvI08EsQ

そんな中村先生ですが…。

2019年5月11日。逝去されました。

あと1週間で100歳になるところを…。

私は天を仰いで慟哭し、地にひれ伏して嗚咽しました。

中村先生の長い長い、気の遠くなる様に長かった「戦後」が、ようやく終わったのだと思います。

中村先生。

日本の為に戦って下さって、有難うございました。

安らかにお眠り下さい。合掌。