横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

真珠湾攻撃で戦死した西開地 重徳 一飛曹のお墓参り(愛媛県 今治市)

 

2016年と17年に連続して、愛媛県今治市にあるゼロ戦パイロットの西開地 重徳 一飛曹のお墓参りに行きました。

(上の写真は、海軍 神雷部隊 特攻隊の生き残り 佐伯正明 先生と)

西開地さんのお名前は同じくゼロ戦パイロットの原田要 先生からよくお聞きしていました。

西開地さんは空母『飛龍』の搭乗員として真珠湾攻撃に参加。

オアフ島の飛行場を攻撃中に行方不明となり(恐らく水上偵察機により被弾)先住ハワイ人が住むニイハウ島に、ゼロ戦ごと不時着。

しかし数日後に、地元の人にノドを切られて亡くなりました。

世に言う「ニイハウ島事件」です。

お墓参りの前に、近くにある西開地さんのご実家にお邪魔して、西開地さんの弟さんからお話を伺いましたが、まるで昨日の事の様に話すお姿に、

「地方には大東亜戦争の面影がまだ色濃く残っている」

と、痛感しました。

そういった「伝統」は大事にしてもらいたい。心からそう思います。

西開地 重徳 一飛曹のご冥福をお祈りいたします。