2023-09-07から1日間の記事一覧
三島由紀夫先生による二・二六事件の分析は、抜き身の刃物の様に鋭い。 いわく、 「二・二六事件の悲劇は、統帥大権の純粋性を信じた青年将校と、英国的立憲君主の教育を受けた文治的天皇との、甚だしい齟齬にあった」 との事。まさにこれに尽きます。
真珠湾を先に攻撃してアメリカを戦争に巻き込むなら、 「どうやって戦争を終わらせるか」 「戦後の世界秩序を、どの様な理念で、どの様に導いていくのか」 「その理念は、他国の共感を得られるのか」 という戦略的ビジョンがないといけない。 しかし、発案者…
アメリカとの戦争を主張したのは海軍 「ソ連に向き合って北進すると、憎き陸軍に予算を持って行かれる。だから海軍は南進」 「例え米英と戦争する事になっても、南進して東南アジアを支配しよう」 これが海軍の本心です。 「南部仏印進駐の対抗措置として米…
まともな祖国愛があれば、祖国を壊滅させた真珠湾攻撃やミッドウェー海戦を強引に進めた山本五十六を糾弾するハズ 勝てる機会があった大東亜戦争を大敗北に導いた山本五十六達の敗戦責任の追及を放置したツケが、様々な形で今の社会にマイナスのしわ寄せとな…