人類は、妬みや怨恨や欲望を全面的に出す事を「恥ずべき感情」とみなしてきましたが、ルソーの影響を受けたフランス革命で「人間の権利」として、欲望を解放したのです。
その延長で「金持ちに対する貧しい人間の妬み」を「ブルジョワに対するプロレタリアートの権利」と、マルクスが言い出しました。
非常に言いにくい事ですが…。
京都大学で河上肇からマルクス主義を学んだ近衛文麿が路線をひいて準備をした大東亜戦争とは「金持ちブルジョワの英米」に対する「貧しいプロレタリアートの日本」によるルサンチマン、という側面があると言えないだろうか。