ルソー『人間不平等起源論』
日本で偉人扱いされているルソーこそ、家族解体のはしりです。
母親の愛情を全く知らずに育ち、10歳で父親と別れて孤児同然となり、貧困の中、男娼の様な生活をして、女中に5人の子供を産ませるも私生児として全員を孤児院に送り込んだルソー。
こんな彼が、まともな考えを持った人間でしょうか。
ルソーの社会契約論は「国家は人工的に生まれる」としましたが、それは裏返しで、長い伝統を無きものにしているという事です。
その延長にある西洋的な「理性崇拝」「理論絶対」の思想は、社会を「理論」で設計出来るとした所に過ちがあります。
理論絶対の思想は、左翼思想
先祖から子孫に受け継がれ、長い年月を経て蓄積され継承されて来た倫理道徳や伝統というのは「理論」や「理屈」では割り切れないものです。
例えば、性的な事を公の場で、又は家族間で、公然と開陳する事への嫌悪感・道徳律というのは「理論」や「理屈」では説明がつかないものです。