2023-06-19から1日間の記事一覧
三島由紀夫 先生、血で書いた入魂ぶり 前回の続き。三島由紀夫文学の最高峰『豊穣の海』四部作の第二巻『奔馬』 後の自決に先んじて、それをそのまま地でいく様な内容ですが『英霊の聲』『憂国』と並び、三島文学の中でも私が最も好きな作品です。 一筆一筆…
三島由紀夫 先生は日本最高の文学者 私は十代の頃に三島由紀夫 先生に傾倒し『三島由紀夫 研究会』に所属していました。 新潮文庫から出ている三島由紀夫 先生の小説は、8割方読破しました。 見出しのタイトルは、猪瀬直樹 先生の言葉ですが、私もそう思いま…
ここは、全国に約千社ある春日神社の総本山です。 また、境内に61社もある事から、様々な願いを受け入れてくれるとも言われています。 私が春日大社に参詣した2019年は、自然災害が多かった年。 寿ぐべき令和改元の年に災害が多かったという事は、今の日本、…
出世と縁結びにご利益がある神社 「箱根を背にする者、天下を取る」とまで言われる箱根神社の主祭神は、天照大御神の弟にして天孫降臨の主役・瓊瓊杵尊です。 そして、箱根神社の境内に新宮があり、境外に本宮がある九頭龍神社。 どこまでも高みを目指す龍は…
勝負事のご利益がある三嶋大社は、静岡でも有数のパワースポットと言われています。 祭神は大山祇神、積羽八重事代主神の二柱であり、総じて三嶋大明神と称されます。 大山祇神は日本の山の神様の総元締めとして知られ、山にいる様々な神様を一つの神格とし…
日本武尊をお祀りしているのが、2023年に創建1900年を迎える静岡市の草薙神社です。 日本武尊が吾嬬国に向かう東征の際、賊が草に火を放ち武尊を殺そうとしました。 その時に武尊は天叢雲剣で草を薙ぎ払い、難を逃れる事になります。 その為、天叢雲剣は草薙…
神社は「行く」だけではなく「呼ばれる」ものでもあるらしい事を、ある神主の先生から教わりました。 ディズニーワールドと日本神話との親和性 別の稿で書きましたが、森の妖精や空飛ぶ魔法使いがたくさん出て来るディズニーの作品は、キリスト教以前の原始…
吉野朝の宮居 私が日本で一番好きな霊場が、吉野山にある修験道の総本山•金峯山寺です。 私は毎年元日に、必ずここに参詣しています。 また吉野山は、後醍醐天皇から後亀山天皇までの14世紀の内の57年間、四代にわたって天皇が宮居された場所。 当時の人達が…