神社は「行く」だけではなく「呼ばれる」ものでもあるらしい事を、ある神主の先生から教わりました。
ディズニーワールドと日本神話との親和性
別の稿で書きましたが、森の妖精や空飛ぶ魔法使いがたくさん出て来るディズニーの作品は、キリスト教以前の原始多神教のケルト神話やゲルマンの北欧神話がモチーフになっています。
ウォルト•ディズニー自体が、イギリス人とドイツ人の血を引いていますので、ケルト神話や北欧神話からインスパイアされています。
ユーラシア大陸を東西にまたいで、原始多神教という人類の最古層で三者は共振しています。
日本人がディズニーワールドが好きなのは、多神教的な日本神話との親和性をそこに見るからだと思います。
伊勢神宮の内宮から徒歩13分の場所にある猿田彦神社は、瓊瓊杵尊が高千穂に降り立った際に、地上界を案内した猿田彦大神をお祀りしています。
そこから、猿田彦大神は人生の道開きをしてくれる神様として崇められており、猿田彦大神を祭神とする神社は全国に二千社以上あります。
また、瓊瓊杵尊を道案内した事から交通安全の守護神、並びに後に天鈿女命と結婚した事から縁結びの信仰と、その神徳は多岐にわたります。
※境内社の「佐瑠女神社」も、縁結びの神様として信仰されています。
併せて参拝してみて下さい。