横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

仮説・日本精神の「正→反→合」

戦前の純粋なる日本精神は戦後、敗戦の恨みから来る「反日思想」に汚されました。
しかしこれは、日本精神がより精錬される為の「正→反→合」の不可避的な一経路だったのかも知れない。
一度「悪」を知ってから善に帰って来た時には、エッジが効いて逆に強くなる。
つまり、純粋さは、綺麗だけどもろい。
思想的な混血は、純粋さは無くても「免疫力」や「強さ」がある。強靭度が増す。
ピュアブレッドではなくハイブリッド。
思想的な純粋さというのは、言ってみれば「保護された幼児の純粋さ」なのだと思います。
無垢だけど、弱い。
ピュアなる日本精神は一度、悪(反日思想)を経る必要があったのかも知れない。
それによって日本精神は「悪を知ってて悪に流されない、清濁併せ呑む強さ」を身に付ける事になる。