戦後日本における国民精神の喪失は「GHQのせい」とも言い切れません。
その源流は、武士道を否定し、乃木大将ご夫妻の自決を嘲笑う大正デモクラシーであり、遡ると、明治政府による文明開化、更には西洋的な近代啓蒙思想です。
これらは「精神」よりも「近代理性」を絶対とする思想ですが、そもそも「近代啓蒙思想」や「近代理性」では、日本精神を守れません。
だから今こそ、世界的名将である乃木希典閣下の様な日本精神に回帰して、国民各位の心の中にある「文明開化・大正デモクラシー的な要素」を、なるべく排除しなければいけない。
ゼロにする必要もないし、一定数は必要でしょうが、その領域は減らさなければならない。
何より、日本の現状の行き詰まりを打開する鍵は「日本精神への回帰」にあると思うからです。
※日本人は、明治の文明開化から今日に至るまで「日本人ではないもの」になる事が進歩の証と勘違いして、日本的な価値観を捨てて西洋の上っ面だけ真似して来たのです。