2023-06-09から1日間の記事一覧
私は地方に行く度に、 「なぜ地方には、東京よりも素晴らしい精神文化がたくさん残っているのに、地方の人はそれに気付かず、わざわざ東京の文化に憧れるのか」 という事が、長い間の疑問でした。 今回、また奈良に旅行して、ふと気付きました。 奈良には大…
小埜隆 陸軍大尉殿(大正10年生まれ 陸軍士官学校55期)からお聞きした言葉です。 小埜大尉殿は戦後、陸上自衛隊に入隊し、一佐まで勤められました。 帝国陸軍軍人を、地で行くような方でした。 その小埜大尉殿が、 「一番末端で、人知れず泣いている二等兵…
第二次世界大戦の勝者は、ソビエト以下の国際共産勢力です。 そして、クリントン大統領いわく、 「冷戦の勝者は日本とドイツ」 つまり、日本は冷戦の圧倒的な勝者です。 これは、今の日本人にも自信を与えるのではないでしょうか。 冷戦終結時の1989年。 世…
2020年5月に、近衛文麿 首相の孫にあたる東隆明さんとご縁をいただきました。 ご本人のお許しをいただいたので、掲載いたします。 東さんは、私が非常に尊敬する陸軍軍人 近衛文隆氏のご長男にあたります。 東さんからお聞きした近衛文隆氏の実像は、私がイ…
戦後の日本は、経済成長以外の全てのものを切り捨てて来ました。 倫理道徳、精神防衛、文化防衛、伝統護持…。そういったものは、ほとんど無視されて来ました。 しかしその中には捨ててはいけないものが沢山あった。 長い間、戦後の学校教育現場は社会党・共…
ある神主の先生がおっしゃっていました。 自分が相手に何かをやってあげた事に対して、見返りや感謝を求めてはいけないですが、 「相手がどのくらい感謝しているか」 それとも、 「うわべの感謝か」 は、知りたい所です。 それを見極める方法。 それは…。 自…
鹿児島には、こういう話があるそうです。 鹿児島には「良か男はおらん」と。 なぜなら良か男は、明治の御一新、戊辰の役、西南の役でみな死んでしもたから。 少しは生き残っていたが、日清、日露で死んだ。 それでも生き残ったのがいたが、今度のいくさ(大…
保守系の論客が講演会で、 「憲法第9条で戦力保持を禁じられていたから、北朝鮮による拉致を止められなかった」 と言っていました。この事実認識は間違いです。 北朝鮮は、色んな国々の人達を拉致していますが、どの国も軍隊を持っています。 「軍隊があるか…
人間が理屈で考えた理論で世の中を作り上げようというのがルソーの価値観であり、100万人をギロチンで殺したフランス革命の思想です。 これは1917年のロシア共産革命につながりますが、人間の頭や理論で全てがわかるという理性崇拝の思想は、19世紀末の欧米…
先日、コンビニのレジで、女子高生が「お先にどうぞ」と、私に譲ってくれました。 「若さ」っていいな。と思いました。 またその後、たまたまある高校の前を通った時に、黄昏時の校庭で部活に励む生徒達のフレッシュな姿を見ていて、やはり「若さ」っていい…
政治活動でも思想運動でもそうですが、 「自分と価値観が違う相手に対し、寛大でなければいけない」 と思います。ですから、 「自分なりの歴史観や価値観を押し付ける事」 「自分なりの正義感で相手を裁く事」 は、厳に慎まなければいけない。 「自分なりの…
氾濫する女性芸能人の裸の写真と、性倫理の破壊は、母性の破壊と家庭の破壊につながる。 それは直ちに国家の破壊に直結します。 そして、その通りになっています。 私はそれらの背後に、日本人の精神性を破壊する悪魔性を感じる。 即ち「性の解放」は、道徳…
前に確かタレントの有吉さんが、「子供を産んだ女性の水着姿なんか、誰が見るか」と言っていましたが…。 子供を産み育てた経験がある女性というのは、海の様に深い母性を漂わせているものです。 もちろん「女らしさなんか求めるな。男が男らしく生きて女性を…