横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

今こそ、伝えねば…旧軍人インタビュー⭐️特攻隊の生き残り

特攻隊の生き残り、阿山剛男 先生

海軍第14期飛行予備学生の阿山剛男先生は1923年(大正12年)お生まれの方で、私は2018年に7月にご縁をいただきました。

戦争当時、早稲田大学商学部一年生だった阿山先生は、学徒出陣で茨城県百里原海軍航空隊に配属され、沖縄に向けた特攻要員としての訓練を受けます。

ちなみにこの14期の方達というのは、昭和18年(1943年)10月21日、明治神宮外苑競技場で挙行された「出陣学徒壮行会」に参加された方達で、雨の中を学生達が行進する映像を見た事があるという方も多いと思います。

「戦友達が海の底に眠っている。私の中では死ぬまで、あの戦争は終わらない」

と仰った言葉が非常に重く、感じられました。