横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

いま目の前の一期一会に全てを懸けるのが 日本人の人生観

これは、ある神道の先生から学んだ人生観なのですが…。

人間なんて、いつ死ぬかわからない。
私だって、明日、交通事故で死ぬかも知れない。
或いは、いま目の前で私と話している友人が、あさって自然災害で死ぬかも知れない。

だからこそ、

「いま会っているのが、もしかしたら人生最後かも知れない」

という、真剣な気持ちで接するべき。

目の前の人に自分の全ての愛とエネルギーを注いで接したならば、例えその人があさって自然災害で亡くなっても、自分は悔いが残らない。

「俺は、やれるだけの事はやったんだ」

と。

これが、本当の意味での「一期一会」の精神だと、教わりました。

つまり「夢」とか「希望」等という未来志向の言葉の綺麗事にだまされずに、いま目の前の一期一会に全てを懸けるのが日本人の世界観。という事だと思います。