戦後の日本の文化は「武」の部分が毒抜きされて、和食とか茶道とか博物館的な歌舞伎とか、そういう「無害なもの」しか残されないように、ダムの様な水利政策がとられているのだ。
「菊と刀」即ち「文武」が日本の伝統精神
しかし戦後の日本では「文」即ち歌舞伎とか能といった「実生活から離れた無害なもの」は存続を許されましたが「武の精神」は、大正デモクラシーの官僚達によって「危険な物」「野蛮な物」としてタブー視された。
日本武士道を憎悪する明治以降のインテリ達
西洋の理性を崇拝する彼らにとって「忠義」や「切腹」や「日本刀」や「討ち死に」といった「武の精神」は「時代に遅れたアジア的な野蛮な物」以外の何物でもありません。
そもそも受験勉強の知識とは「ヨーロッバに追い付き追い越す為のもの」というより「ヨーロッバ的知性」そのものですから、やればなるほど、日本精神がバカに見えて来るのです。