横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

「日本すごい」という自画自賛への違和感

最近、やたらと「日本すごい」と自画自賛する書籍や動画がよくありますが…。
 
私は、手放しで祖国を礼賛するその風潮に、私とは違う音階を感じる。
 
今まで反日だったのが、左から右に単にそのまま反転した様にしか思えない。
 
或いは、今の日本の様々な問題点に目を向けさせない為の、陽動作戦か。
 
凄いのは昔の日本人であって、平成以降の時代というのは、先人が築いた遺産を椅子取りゲーム的に食い潰してきた30年間だったのではないか、と思います。
 
あくまで、私個人の考えですが…。
 
思想なんて、社会から有毒と思われて、かつ、それを貫く事で社会と正面衝突する位でないと、本物ではない。
「愛は地球を救う」の様な、毒にも薬にもならない耳障りのいい事だけを言っても仕方ないんです。