横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

三島由紀夫 先生の言葉 ⑨ 死への認識 『太陽と鉄』より

男はなぜ、壮烈な死によってだけ、美と関わるのか。

私は想像力の源泉が、死にあるのを発見した。
 
ある武道家の先生いわく、死生一如の認識が恒常化すると、動物的生命の欲望を越えた超自我、「道」を体得するに至る。
との事。
 
思想侵略に対するには、武器ではなく魂。
私が政治に参加しないという方法論はほぼ整った。私は精神の戦いだけに剣を使いたい。
 
三島由紀夫『国を守るとは何か』より
…まさに血で書いた入魂ぶり。