横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

大東亜戦争の名将•栗林 忠道と山口多聞 ☆ 和魂洋才

根底に武士道精神がありながらも、欧米の良い所は取り入れる「和魂洋才」

 

アメリカ軍に最も損害を与え、だからこそアメリカ軍から最も尊敬されている日本の軍人。

それは、

 

陸軍は、硫黄島で戦死した栗林 忠道 中将

海軍は、ミッドウェーで戦死せた山口 多聞 少将

 

この二人をおいて他にありません。

 

武士道精神の体現者であるこの二人は、共にアメリカの大学に学んだ経験、アメリカの大使館で勤務した経験があります。

 

二人とも、ガチガチの武士道で固まっているわけではない。

根底に武士道精神がありながらも、西洋の良い部分(合理主義)は取り入れる。

まさに「和魂洋才」です。

硫黄島での栗林閣下の戦い方は、まさにこれです。

 

この「和魂洋才」というのは、現代社会でも通用する価値観だと思います。