横沢史穂のブログ

祖父が、ラバウルで負傷した陸軍の傷痍軍人でした。左右のイデオロギーに関係なく、戦争経験者の話を中心に編集したいと思っています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

大学教授より、中卒の建築職人の方が頭がいい…

大学教授より、 中卒の建築職人の方が頭がいい 私は大学教授を何人か知っていて、あくまでも主観ですが、この様に思いました。 私もその世界にいたけど、偏見でもなんでもなく事実として、建築職人は、学校の勉強を全くやって来なかった不良あがりが非常に多…

不良あがりの建築職人て、みんな謙虚

「謙虚さ」とは「己の中に悪がある」と認識し、だからこそ、それを出さぬ様に押さえる事 私がその世界にいたからわかりますが、建築職人というのは正直、暴走族あがりやヤンキー兄ちゃん、入れ墨を入れたヤクザ崩れが圧倒的に多い。 ただ、彼らはお客様に対…

山本五十六と「反日」は通底している

餓死者の方が多かった戦没者を、全てひとくくりにして「英霊」と呼んで美化するのは、山本五十六や南雲、栗田といった「真の敗戦責任者達の敗戦責任」をごまかすのに、一役買っている。 世界最強だった日本海軍と大日本帝国を滅ぼした指導者達の「敗戦責任」…

「理論」よりも「伝統」を重んじるのが保守

「金持ちに対する、貧しい人間の嫉妬」が左翼革命 100万人をギロチンで殺した血塗られたフランス革命は「左翼革命」です。 人間が理屈で考えた「理論」で世の中を作り上げようという理性崇拝の思想がルソーの価値観であり、これが1789年のフランス革命の思想…

「尽くす側」と「尽くされる側」 の双方に覚悟が必要

尽くしたくても、尽くせない… 夫が最低な男だったら、尽くした妻の人生が破滅します。 会社が悪徳なブラック企業だったら、尽くした従業員の人生が破滅します。 国民が尽くす国家が、その献身を踏みにじる国家なら、尽くした人の人生が破滅します。 自国の陸…

終戦前後に生まれた世代から続く「負のシワ寄せ」

教育勅語では「親を敬え…」と説かれていますが、この徳目を現代に求めるのは、ちょっと難しいと思います。 そもそも親子関係なんて各家庭によって違いますから、その内面に他人が踏み込む事は出来ません。 今は戦前と違って「ろくでもないバカ親・鬼畜親」は…

無常観 ⭐️ 日本的な生命観の本質

ある先生いわく…。 大根の輪切りみたいに「今」の連続が人生。 寝て起きたら「明日」ではなく「今」。 来月の予定というのは「今」に組み込まれた未来の予定に過ぎない。 過去の楽しさや過去の悲しさというのも「今」に組み込まれた過去の記憶に過ぎない。 …

戦艦大和 VS 戦艦アイオワ

海軍力の強さは「排水量の単純な総計」では決まらない 戦艦大和は、6万7千トンで46センチ砲。 戦艦アイオワは、4万8千トンで40センチ砲。 どっちが強いか。 アイオワです。 実は大和は、主砲の連続射撃に難がある。 酷な言い方をすると、実戦向きではない。 …

笑顔に勝る化粧なし

亡くなったオリビア・ニュートン・ジョン。 単なる目鼻立ちの美しさだけではなく、「人格の美しさ」が内面から溢れ出ています。 この、人格の核となる「内面からの美しさ」というのは、若いグラビアアイドルがいかに肌を露出して見た目の綺麗さを強調しても…

「自分なりの正義感」を押しつけてはいけない ②

・反対意見者に寛大にならなければいけない ・「自分なりの正義感」で誰かを裁く権利なんか無い 政治でも宗教でも歴史観でも、自分なりの「正しさ」が暴力や暴言、過干渉になった時、その「正しさ」はメビウスの輪の様に「悪」に変わります。 これは、保守で…

「外国人排斥」の前に、日本人自身の倫理観を正す方が先

母性の毀損こそ、日本が滅亡する時 「反韓」や「反中」とかって言うのは、日本人の「倫理破壊」「貞操観念破壊」「母性破壊」即ち「家庭破壊」「国家衰退」に目を向けさせない為の陽動作戦の可能性がある。 右からの平和ボケ 白痴化した保守 思考を丸ごと交…

諸悪の根源は「男の幼児性」

身近な人、特に配偶者に何かを期待したり、求めたりするから、苦しくなるのだと思います。 最初から、期待値ゼロでいい。 だって…。 「俺が貴女を幸せにする」 と決めていれば、 「期待したものが返って来なくてガッカリ」 も何も無いです。 諸悪の根源は、…

「80年代アイドル」の、何と表情が豊かな事…

昭和50年代こそ 日本らしさがまだかろうじて残っていた最後の時代 これが私の持論です。 80年代アイドルというのは、昭和50年代に思春期・青春期を過ごしています。 ですから、よく見ていると仕草や立ち居振舞いに、「人格の核となる女性らしさ」や「奥ゆか…

「生命以上のもの」を守るのが軍隊

自衛隊の求人募集のこのポスター、何が問題かわかるでしょうか。 お役人が作ったんでしょうけど、もしかすると、国防というものを確信犯的に意図的に矮小化させている可能性がある。 国民の生命財産を守るのは、警察や消防隊。又は警備会社の仕事です。 片や…

大東亜戦争の名将•栗林 忠道と山口多聞 ☆ 和魂洋才

根底に武士道精神がありながらも、欧米の良い所は取り入れる「和魂洋才」 アメリカ軍に最も損害を与え、だからこそアメリカ軍から最も尊敬されている日本の軍人。 それは、 陸軍は、硫黄島で戦死した栗林 忠道 中将 海軍は、ミッドウェーで戦死せた山口 多聞…

日本本土には上陸できなかった米軍

アメリカは、やっとの思いで日本を倒して超大国になれた 「日本は、核を落とされて負けた」と、よく言われますが、逆に言うとアメリカは、核を使わないと勝てなかった。 「アメリカは超大国」という、今日の基準で考えてはいけない。 日清日露と戦って来た日…

「男なら、幸せになろう等と思うな。幸せになるのは女と子供だけでいい」

最高ですね。 胸に響きます。

大東亜戦争は「アジア共産化」の為に仕掛けられた戦争 ②

「アジア解放」は「アジア共産化」の真意を隠す為のスローガン 大人ならわかると思いますが、 「別の言葉で本心を隠す」というのは当たり前です 別の国際共産勢力が描いた悪だくみは、こうです。 中国や東南アジアに展開している英米蘭の軍隊や資本をアジア…

大東亜戦争は「アジア共産化」の為に仕掛けられた戦争 ①

明治の建軍以来、日本が不動の第一正面としてきた敵は、国境を接するロシアソ連です。 海の向こうの英米には、日本への武力侵略の意図はありません。 だからソ連としては、日本に攻めて来られたら困るから、日本国内にいるエージェントを使って、 「アジア解…

サイパンを要塞化しなかった海軍上層部の大罪

まともに戦わせてもらえず、餓死•戦病死100万人。 戦う前に輸送船ごと沈められた陸軍将兵30万人。 自殺点的なこれらの事態を引き起こした大東亜戦争戦争の指導者達の「敗戦責任」。 その大半は太平洋方面の担当だった海軍上層部にあるのは明白だが、戦後の日…

中森明菜さんはインナーチャイルドが癒されたら、絶対幸せになれると思う ②

♪抱きあげて つれてって 時間ごと… この歌詞。 これはまさにインナーチャイルドの叫びです。 インナーチャイルドは、その存在に気付いてあげて、光の世界に成仏させてあげない限り、ずっと泣き続けます。 体が60歳になっても、内側は子供。 しかし…。 明菜さ…

不世出の天才・中森明菜 ③ AKINA forever...

しかし、あの時代に青春時代を過ごした人達にとって、「明菜」という単語は単なる人名以上の意味がある。 「明菜」 それは…。 一人の女性の儚さであり、寂しさであり、切なさであり、そして、二度と帰らない自らの青春や時代そのものの象徴である。 若くして…

不世出の天才・中森明菜 ② The greatest singer in Japan

The greatest singer actress in Japan 彼女は己の心の闇を切り裂くかの様に、また、これまでの情念を叩きつけるかの様に、抜き身の刃物の様な鋭さで歌謡界の常識を次々と破っていった。 初期のツッパリsongの、たたみかける様なハイスパートなテンポのビー…

不世出の天才・中森明菜 ① 明菜の前に明菜なく、明菜の後に明菜なし

明菜の前に明菜なく 明菜の後に明菜なし 日本経済が世界を制した、日本らしさの最後の名残りにして最後の栄光たる昭和の最末期。 彼女は一身で、その輝きを体現していた。 家族を楽にする為に芸能界入りし、清瀬の貧困家庭から芸能界の最頂点に登り詰めた「…

中森明菜さんはインナーチャイルドが癒されたら、絶対幸せになれると思う ①

幸せへの キッカケぐらいはこっちで作ってあげたい 精神分析学によれば、問題の根源への遡行が果たされたら、問題は解消する。 僭越ですが、明菜さんに幸せになって欲しいです。 結婚するとかしないとか、そんなのどうでも関係ないです。 インナーチャイルド…

おニャン子クラブの富川春美さん ② ⭐️ 38年間、片思いです…

最も長く在籍し「高校生の放課後の課外活動」というおニャン子クラブのコンセプトを最も純化した、まさにおニャン子・オブ・おニャン子。 おニャン子クラブの「隠れ人気ナンバーワン」と言われ、芸能人というより、お琴の先生か幼稚園の保母さんの様な温かい…

おニャン子クラブの富川春美さん ① ⭐️好きでした…

悲しくなるほど懐かしく、苦しくなるほど好きだった… 間もなく9月20日、おニャン子クラブの解散記念日です。 元おニャン子クラブの富川春美さん。 私の初恋の人。今日まで38年間ずっと片想いでした。 私の青春のど真ん中には、常に輝いてる彼女がいた。確実…

三島由紀夫 先生が説く「真のエロス」 ②

愛の極限、究極の一体性。 それは「一緒に死ぬ事」でしかない 三島由紀夫『憂国』のストーリー。 リマインドになりますが…。 あと数時間後に共に自決する陸軍中尉夫妻…。 しかし…。 死を目前にした「今宵、人生最後の夫婦の営み」の、何と甘美な事… 終わりが…

三島由紀夫 先生が説く「真のエロス」 ①

三島由紀夫先生が、 渾身の力を振り絞った説いた「真のエロス」 死の裏付けがなければ、真のエロスに到達出来ない 私が、人生観の原点にして帰結である青春期に読んだ『憂国』は、私の核になりました。 内容は…。 陸軍中尉夫妻の物語。 その晩に、武山中尉は…

三島由紀夫 文学 『英霊の聲』について

私は小学生の頃に、高倉健主演の『動乱』という映画を観て二・二六事件に最初の関心を持ち、高校時代にこの『英霊の聲』を読みました(その後、三島由紀夫 研究会に入会します)。 「聲」は「声」の旧漢字です。 『英霊の聲』について三島先生は、「二・二六…